【人生を変化させる法則 ②】 基盤を入れ替えるイメージング法

① 大きな変化と小さな変化の違い

人生には変化の波がある事を、前回お話しましたが、
その変化には、大きな変化と小さな変化があります。

そして、大きな変化とは、基礎や基盤が入れ替わる変化です。

わかりやすく説明すると、次のようになります。

◎ 大きな変化
自分が移動するのでなく、足元の大地が入れ替わる。

◎ 小さな変化
大地は変わらないまま、自分自身が移動する。

これまで知られている変化を起こす方法は、
自分自身が移動するイメージを用いる場合が多かったと思いますが、

大きな変化を起こす場合は、
基礎である大地そのものが、入れ替わるイメージを用いると効果的です。


② イメージングのポイント

変化を起こすために大切なのは、波や流れが訪れた時に、
いかに古いものを手放すことが出来るかどうかです。

せっかく変化の波が訪れても、
古いものにしがみついていると、変化のスピードを遅くしてしまいます。

では、古いものとは具体的に、どのようなものを指すのでしょうか。

それは、今まで住んできた土地や家、職場などの環境や、
今まで関わってきた人の繋がり。そして、そこに関係する感情などです。

私たちが大きく変化する時、環境や人間関係がガラリと変わるように、
環境や人間関係を手放すことが、最も大きな変化に繋がります。

例えば、運命を変える為に、物を捨てる断捨離法がありますが、
変化を引き寄せる方法として有効でも、それは小さな変化に過ぎません。

大きな変化を起こしたい場合は、
やはり物を捨てる以上に、環境や人の繋がりの断捨離が必要になります。

もちろん、全てを手放す必要はありません。
必要最低限、大切なものを残して、身軽になって移動したら良いのです。


③ 基盤を入れ替えるイメージング法

それでは、変化を起こすポイントをご理解頂いた上で、
基盤を入れ替えるイメージング法のご説明いたします。

(1) 自分自身にとって、最も必要なものをイメージします。
大切な人、大切な想いなど。

(2) 一本の人生の道に立って、
目の前が未来、背中側が過去であるとイメージします。

(3) 目の前に、大きな扉が見えてきます。
それは、人生の節目のゲート。

扉の向こう側には、まったく新しい世界があります。

(4) 変化を決意するアファーメーションを唱えます。
「 私は、今までの世界を閉じて、新しい世界に入ります。」

(5) 最も必要なものを持って、大地から1m位上昇します。
あなたが浮上すると、大地が動き出して、扉が近づいてきます。

(6) 扉の目の前に着いたら、新しい世界に入ることを強く意図します。
あなたがそれを心から求めているなら、扉は開かれます。

もし扉が開かれなければ、本当に変化を求めているかどうか、
自分自身の内側をもう一度確かめてください。

また、持っている荷物が多すぎない、身軽かどうかも確認してください。

そして、再び新しい世界に入ることを意図するか、
あるいは、扉を抜けないで地面に降りて、イメージングを終えます。

(7) 扉が開かれたら、扉を通り抜けて、新しい大地に降り立ちます。
そして、新しい世界を感じていきましょう。

そこにある景色、感覚、感情など。

(8) アファーメーションを唱えます。
「 私は、今までの世界を閉じて、新しい世界に入りました。」

(9) 後ろを振り返り、扉が閉められていることを確認します。
もし扉が開いたままであるなら、扉が閉められることを意図します。


このイメージング法は、基盤を入れ替えるものなので、
自分が移動するのでなく、大地が移動するイメージを用いています。

リラックスしている時に行うことが望ましいですが、
最も有効なのは、寝る前に行う事です。

新しい大地に降り立った状態で睡眠に入ることで、
変化のイメージを、より早く根付かせることが出来るからです。


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【解説編】
【実践編】

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