【愛の統合②】 愛のトラウマを癒す – 7部位ヒーリング法
目次
① トラウマとは
② ステージアップのテスト
③ 魂の枠を広げる
④ 恐れの極限は無条件の愛
⑤ トラウマに関係する7つの部位
⑥ 7部位ヒーリング法
① トラウマとは
トラウマとは、心の傷です。
それも、自分の力では乗り越えることが出来ない、大きな傷。
トラウマには様々な種類があり、
その多くが、愛の領域に影響を及ぼしています。
いじめ、虐待、DV、ハラスメント、性被害、
子供のころに愛情を受けずに育ったり、両親の離婚や、家族間の不調和、
愛する人の死や、愛する人の裏切りなど、、
また、今世の出来事でなく、過去世の領域から、
潜在的に愛の恐れを持ち越している場合もあります。
② ステージアップのテスト
トラウマが意識の表面に現れてきたとき、
全てが闇に落ちたように感じるかもしれません。
しかしそれは、人生の節目に起こるテストかもしれません。
私たちが人生の体験を通して、学び成長しながら登っている階段は、
通常の階段と違って、このような形になっています。
次のステップに上がる前に、一度急下降してから上昇する。
このとき、トラウマを克服することが課題として現れることが多く、
それを乗り越えたとき、ひとつ上のステージに上がります。
③ 魂の枠を広げる
では何故、ステップアップする前に、
急下降しなければならないのでしょうか。
それは、私たちの魂の枠を大きくするためです。
この世の中が、陰陽のバランスで成り立っている以上、
上にある領域の分だけ、下にも領域が存在します。
私たちがいまの自分よりも、さらに大きな自分となるとき、
魂の枠を広げるために、人生の上下の振り切りが一気に起こるのです。
④ 恐れの極限は無条件の愛
トラウマを克服する理由と、その意味はご理解頂けましたでしょうか。
そして、もうひとつ、トラウマと向き合う重要な理由があります。
それは、無条件の愛の学びです。
トラウマは、自分の中にある、最も大きな恐れです。
そこに向き合うとき、愛から最も遠ざかった世界に居るように見えますが、
掘り下げるほどに、愛に近づいていきます。
陰陽のマークの太極図を見てみましょう。
これは、陰極まれば陽に転じ、陽極まれば陰に転ずることを意味していて、
万物の陰陽が表裏一体であることを現わしています。
陰が極限に辿り着いたとき、陽が開くということは、
恐れの極限に辿り着いたとき、無条件の愛が開くことを意味します。
何故なら、無条件の愛は、
恐れの極限の反対側にある、愛の極限にあるからです。
トラウマになるほどの、大きな愛の恐れを体験することは、
無条件の愛を開くために、必要な過程であり、
逆に言えば、その体験がなければ、
無条件の愛を開くことは出来ないのです。
⑤ トラウマに関係する7つの部位
それでは、トラウマの癒しに繋がる、7つの部位をご説明していきます。
(1)脳
トラウマに関連する部位として、一番重要な場所は脳です。
各部位から送られてきた信号は、脳の中で認識されるからです。
脳の中で、トラウマの情報をインプットしている部位は、
前頭前野や海馬、扁桃体などですが、
この方法では、脳全体をフォーカスをしてヒーリングしていきます。
(2)目
トラウマの体験の多くは、特別な場合を除いて、
視覚から入ってくる事が多いと思います。
目から入ってきた情報は、大脳に伝わり、
さらに感覚野から扁桃体に伝わって、恐怖反応が起こります。
目にトラウマの情報が残っている場合、見えるものに過剰に反応したり、
目に機能障害が現れたりします。
(3)耳
トラウマが生じた時の言葉や音が入ってくる耳も、
トラウマに関係する部位となります。
音の情報は、内耳から聴神経に伝達して、大脳で認識されます。
耳にトラウマが残っていると、音に過敏になったり、
耳に機能障害が現れたり、聴力が低下する場合もあります。
(4)喉
トラウマが生じた時の言葉を飲み込んだり 、
表現する事を押し込めている喉も、トラウマに関係する部位です。
特に、喉にある甲状腺は、ストレスとのつながりが密接で、
免疫低下や、自己免疫疾患を引き起こしたりします。
(5)胸
胸はハートチャクラがある場所で、
感情レベルの中枢であり、愛のセンターです。
また、心臓には、約4万の複雑な神経ネットワークがあり、
心臓は常に脳に情報を送っています。
胸の領域にトラウマが残る場合、心臓や肺などにも機能障害が現れます。
(6)みぞおち
みぞおちは、第2の脳と呼ばれる太陽神経叢や、
ストレスの影響を受ける胃腸があります。
太陽神経叢は、みぞおちの辺りに密集した神経が、
太陽のように見えることから名付られたと言われていますが、
その名の通り、内なる太陽であり、自分自身の魂の光を放つ場所です。
トラウマと向き合っている時、この内なる太陽の光は陰ってしまいます。
(7)生殖器官
ストレスによって、性ホルモンに影響が出たり、生殖機能低下が起こるように、
生殖器官はトラウマに深く関わる部位です。
そして、精子や卵子が生成される、子供を生み出す源であり、
愛の交流が直接行われる場所であるため、
生殖器官は特に、愛にまつわる恐れが蓄積しやすい場所です。
⑥ 7部位ヒーリング法
それでは、7つの部位からアプローチする、
7部位ヒーリング法についてご説明いたします。
この方法は、手を使ったハンドヒーリングの技法で行います。
手から流す色は、今回マゼンダ色を使います。
マゼンダは、愛の周波数と浄化の周波数の両方を持ち合わせた色です。
(1)両目に手を当てて、視覚の領域に残るトラウマを癒すように、
マゼンダの光を流します。
そして、目から脳までの回路をきれいにするように、
マゼンダの光をさらに脳まで流します。
(2)両耳に手を当てて、聴覚の領域に残るトラウマを癒すように、
マゼンダの光を流します。
そして、耳から脳までの回路をきれいにするように、
マゼンダの光をさらに脳まで流します。
(3)両手を重ねながら喉に手を当てて、喉の領域に残るトラウマを癒すように、
マゼンダの光を流します。
そして、喉から脳までの回路をきれいにするように、
マゼンダの光をさらに脳まで流します。
(4)両胸に手を当てて、心臓を含む胸の領域に残るトラウマを癒すように、
マゼンダの光を流します。
そして、胸から脳までの回路をきれいにするように、
マゼンダの光をさらに脳まで流します。
(5)みぞおちに手を当てて、太陽神経叢や胃腸を含む
みぞおちの領域に残るトラウマを癒すように、マゼンダの光を流します。
そして、みぞおちから脳までの回路をきれいにするように
マゼンダの光をさらに脳まで流します。
(6)女性は子宮の辺り、男性は前立腺の辺りに手を当てて、
生殖器の領域に残るトラウマを癒すように、マゼンダの光を流します。
そして、生殖器から脳までの回路をきれいにするように、
マゼンダの光をさらに脳まで流します。
(7)脳を挟むように、額と後頭部に手を当てて、
他の部位から送られてきたトラウマの情報が、
恐れから愛に変換されることを意図しながら、
マゼンダの光を脳全体に流します。
(8)額と後頭部に手を当てたまま、
脳の中に満ちたマゼンダの光を、全ての部位に流していきます。
脳から目、脳から耳、脳から喉、脳から胸、脳からみぞおち、脳から生殖器へ、
そして、7つの部位がマゼンダに輝きながら、
愛の恐れが癒されて、調和していることを感じます。
(9)アファーメーション
私はいま、私の中にあった恐れを、愛に変換しました。
恐れから愛を学んだ私は、さらなる愛の存在として、ここに輝きます。
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9歳から成人するまで、神道の青少年活動でボランティアや精神修養を重ね、成人してから在家密教や古神道、風水や四柱推命などを学ぶ。20代後半で占い相談を開始、30代でヒーリングを様々に学び、札幌、芦屋、恵比寿にサロンを開設。その後、コロナを機に完全オンライン化。現在はスピリチュアルな情報発信を行いながら、日々Zoom等で相談やカウンセリング、ヒーリングや育成などを行っている。
【占い相談暦29年 / ヒーリング暦23年】
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