【愛の統合①】 内なる愛の方向性と密度を変える – 集愛法
目次
① 誰かを愛するとき
② 愛が方向性持つと
③ 愛を求める理由
④ 私たちの課題
⑤ 愛の方向性を変える
⑥ 集愛法
① 誰かを愛するとき
人は、誰かを愛するとき、愛されないことへの恐れを、
無意識に感じてしまう生き物かもしれません。
愛されたい想いが大きくなるほどに、
愛されないことへの不安も大きくなって、
その不安を埋めるために、愛を確かめようとしたり、
愛から逃げようとしたり、安らぎを求めて彷徨ったり、
誰かを愛さないでいた時の方が、
自然に周囲に愛を広げることが出来たのに、
特定の誰かを強く愛するほどに、愛を広げられない自分になって、
欠乏感や不完全な自分を味わってしまうこともあるでしょう。
それは、何故でしょうか。
② 愛が方向性を持つと
まず、愛が特定の方向性を持っていない場合は、
愛のエネルギーは、丸に近い形になっています。
丸には、安定と調和の意味があります。
しかし、愛が特定の方向に動きだした時、
愛のエネルギーは、
その方向に伸びたり広がったりして、形が変わります。
そして、特定の方向へ向ける想いが強くなるほどに、
内なる愛が肉体から離れて、薄まってしまいます。
人によって、ひとつの方向ではなく、
複数の方向に、愛のエネルギーが動いている場合もあります。
誰かを愛することで不安を感じたり、安心感を失ったように感じる要因は、
この愛のエネルギーの形の変化と密度にあります。
③ 愛を求める理由
では、愛を求めることは良くない事なのでしょうか。
いいえ。
愛を求めることは、自然なことです。
そして、それは、
宇宙が生まれたビックバンの時から始まっています。
ひとつであった宇宙が、分裂した時から、
私たちは無意識に、ひとつに戻ることを求め続けてきました。
何故なら、完全なる宇宙は、愛、そのものであり、
そこには、なにひとつとして欠けていない、安定と調和があるからです。
完全なる愛こそ、私たちが最も欲しいものなのです。
④ 私たちの課題
しかし、外側に向かって愛を求めても、満たされることは少なく、
多くの場合、葛藤や苦しみを生じてしまいます。
その理由は、ビックバンによって、
私たちが学ばなければならないものにあります。
魂として学ばなければならない、私たちの課題。
それは、自分の中に宇宙があり、完全体であること。
自分自身が、愛、そのものであることを、思い出すこと。
そこに辿り着くために、外側に向かっている愛のエネルギーを、
内側に向ける必要があるのです。
自分自身の内なる愛が、
完全なる宇宙であることを思い出すために。
⑤ 愛の方向性を変える
愛がどんなに辛くても、私たちが愛の存在である限り、
愛を手放すことは出来ません。
そして、内なる愛が完全体であれば、
誰かを愛しても、欠乏感や恐れは生じません。
誰かを愛することで、苦しみや葛藤を感じる場合は、
魂の課題を思い出してください。
そして、外側に向かっている愛を、
内なる愛の完成に向かうように、愛の方向性を変えてみることで、
その辛さを和らげることも出来ます。
宇宙は、私たちの内なる愛の気付きと学びを、
いま、大きくサポートしています。
あなたの愛が、上手くいかない要因は、
ここにあるのかもしれません。
⑥ 集愛法
それでは、内なる愛の方向性と密度を変える、
集愛法について、ご説明いたします。
(1)愛の領域にフォーカスする
ハートチャクラにフォーカスして、
そこにある、内なる愛を感じていきます。
愛は調和しているでしょうか、
どこに向かって、どのような形をしているでしょうか。
(2)ハートに愛を集める
特定の方向に伸びたり、外側に広がっている愛を、
ハートチャクラに戻すように、ハートの中心に引き寄せます。
そして、ハートの中に集めた愛を、丸く整えながら、
薄まっていた愛の密度が、高まっていることを感じましょう。
(3)宇宙の愛を重ねる
ハートの中心の内なる愛に、
宇宙の根源の、グレートセントラルサンを重ねて、
そこに、完全なる愛があることを意図しながら、
内なる愛が、黄金に輝いていることをイメージします。
アファーメーション
「私の内なる愛は、私のハートの中にあり、いま完全に調和しています。」
「私は宇宙であり、愛の存在、そのものです。」
愛のエネルギーを内側に集めるイメージは、
出来ましたでしょうか。
上手くイメージ出来なかったり、
難しく感じても心配しないでください。
このワークを繰り返し行うことで、
愛のエネルギーの方向性が少しずつ変わります。
そして、自分の中心に、
内なる愛がしっかりと持てるようになると、
外側に愛を向けても、苦しみや葛藤を感じることなく、
愛のエネルギーを、
周囲にポジティブに広げる事ができるようになります。
また、普段生活している中で、
愛が枯渇したり、薄まっているように感じる時は、
その場で、ハートの中心に、
愛のエネルギーを引き寄せみると良いでしょう。
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9歳から成人するまで、神道の青少年活動でボランティアや精神修養を重ね、成人してから在家密教や古神道、風水や四柱推命などを学ぶ。20代後半で占い相談を開始、30代でヒーリングを様々に学び、札幌、芦屋、恵比寿にサロンを開設。その後、コロナを機に完全オンライン化。現在はスピリチュアルな情報発信を行いながら、日々Zoom等で相談やカウンセリング、ヒーリングや育成などを行っている。
【占い相談暦29年 / ヒーリング暦23年】
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