【波動を上げる法則⑩】生きて働く言魂 – 言魂の特性と言魂の沼の消去法

① 言魂は分身

言霊とは、言葉に宿る霊的な力で、
言霊は言魂とも呼ばれるように、魂が宿っています。

私はこのように受け取りました。

私が言葉を発するとき、言葉に私の命が吹き込まれて、
言魂となり、私の周囲に浮遊します。

そして、私がその言魂を忘れても、
私の命を宿した言魂は、私の分身として、
吹き込まれた内容に合わせて働きを行います。

言魂が生まれた瞬間は、肉体に近い場所に浮遊していますが、
言葉を口にする度に、外側へと押し出されていきます。

やがて、オーラの外に言魂が押し出されると、
自然に消滅をして、吹き込まれた命も消えていきます。


② 誰かに向けた言魂

これは、日常で発する普通の言魂の動きですが、

誰かに向けて口にした言魂は、
自分の周囲でなく、自分とその相手の間に浮遊します。

そして、吹き込んだ命の力が強いほどに、
相手の近くへと届いていきます。

基本的に、言魂は時空を超えて存在しているため、

相手が実際に側に居ても居なくても、
言魂は相手の近くに届きます。

また、相手に対して、強い意志や感情で生み出した言魂は、
相手のオーラやエーテル体の中に入り込むこともあります。

実際、私がセッションでヒーリングを行うとき、
クライアント様のエネルギーボディーの中に、
誰かの言葉が残っている事はよくあることです。

皆さんも、誰かに言われた言葉が忘れられないことがあると思います。
それは、その人の言魂が、自分の中で生き続けているからです。

もちろん、それがポジティブな言葉であれば良いのですが、
強い意図を持ったネガティブな言葉の場合、

その言魂が生きている間、ダメージを受け続けてしまいます。


③ 言魂の生存期間

では、言魂はどれくらい生存するのでしょうか。

それは、言魂に吹き込まれた
意思や感情の強弱によって違いがあります。

日常の何気ない言魂は、数時間から数日で消滅しますが、

強い意志や感情から生まれた言魂は生存期間が長く、
数か月、場合によっては数年から数十年も生き続けます。

例えば、人生で最も過酷な状況の中で、
こんな人生はもう二度と嫌だと、あなたが決意して叫んだ言魂は、

それ以降のあなたの半生に、
もしかしたら来世にまで生き続けるかもしれません。

魂からの叫びは、最も強い言魂になると言えます。


④ 言魂の重量

言魂の生存期間は、言魂の重量にも関係します。

ポジティブな言魂は軽く、上方に浮遊しやすく、
ネガティブな言魂は重く、下方に溜まりやすく、

ネガティブな言魂は、
ポジティブな言魂よりも、消滅するまでに時間を要します。

また、ポジティブな言魂を出し続けていると、
上方に浮遊した言魂が集まって、

まるで気球に乗っているかのように、
自分を上へと引き上げてくれます。

言霊によって、運命が上昇するというのは本当です。

逆に、ネガティブな言魂を出し続けていると、
下方に集まって沈殿した言魂に、
下へ下へと引き下げられてしまいます。

それは、自分が作った泥の沼に、
自らが溺れていくようなものです。

誰かに向けて口にした言魂も同様です。

相手に向けて、ポジティブな言魂をたくさん口にすると
その人を上へと引き上げます。

そして、相手に向けてネガティブな言魂をたくさん口にすると、
相手を言魂の沼の中に、引きずり降ろしてしまいます。


⑤ 言魂の沼の消去法

言魂の特性は理解して頂けましたでしょうか。

ポジティブな言魂は良いものなので、問題はありませんが、
ネガティブな言魂は必要ありません。

少々のネガティブな言魂は、みんな大なり小なり持っていますが、

ポジティブな言魂を意識して、日々口にするように心がけるだけで、
やがてそれらは外に押し出されて消えていきます。

しかし、もしあなたが毎日のように、
ネガティブな言葉を口にしていたり、

ネガティブな言葉を誰かから受け続けているなら、
足元に重たい言魂の沼が出来ているかもしれません。

それは、少々のポジティブな言魂や、
ヒーリングの光だけでは消去が難しい為、

今回は、特殊な方法を用いた、
言魂の沼を消去する方法をご紹介したいと思います。

(1) 言魂の魂抜き

言魂の沼に向かって伝えます。
「私の生み出した、古い言魂の命を光に戻します。」

10cm程度のゴールドの光の珠をイメージして、右手に持ち、
足元に向かって左回りに回転させながら、
言魂の命を光の珠に集めます。

(2) 言魂の昇華

言魂の珠を持った右手をまっすぐ上に向けて、
天に向かって伝えます。

「私の古い言魂の命を昇華させます。」

言魂の珠が天に昇っていくことをイメージします。

(3) 言魂の沼を流す

沼の底にある排水の栓を抜いて、
沼がそこから流れていくことをイメージします。

沼が消えたら、光のシャワーで足元を洗い流します。


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